2015年9月22日火曜日

2015年パリ・ブレスト・パリ(PBP)1200km完走記  <1>

「ブルベ戦記」  第274話
 

(現地時間8/14=スタート前々日 ~8/15=スタート前日)


羽田からパリへ、飛行時間は13時間近く。
B787のあの独特の、撓る(しなる!)翼はシャルル・ド・ゴール空港を目指してひたすら飛び続けます。


太陽を追いかけるように西へ西へ。いつまでも明るいまま。

現地での時差ボケをできるだけ防ぐため、私は寝ないで、ずっと起き続けます。
いつもより長い一日ですが、寝るのはパリに着いてから。
何度もコーヒーをおかわりして、CAもプチあきれ顔?






2015 8/14 15:53
羽田を8/14午前に飛び立ち、パリ近郊、シャルル・ド・ゴールに同じ8/14夕方に到着しました。

もう夕方なのに、明るいまま。日本よりも日没時間が遅いのです。


ANAはターミナル1を発着。




昔からなじみの、CDGターミナル1のチューブエスカレーター


今回の日本からのツアー組のうち、8/14羽田出発組が顔をそろえました。

預け入れ手荷物を引き取ります。


預け入れ手荷物のサイズぎりぎり(もしくは超過している人も?)の大きさの箱がぞろぞろと。


ツアー貸切バスでパリ郊外のホテルまでは約1h
「トイレに」というツアー添乗員の掛け声に反応。

あまりに斬新にデザインされた空港の公衆トイレに、ついシャッターを切ってしまいましたw


ターミナルビルの外へ。日差しが出ていますが、暑くはありません。
気候は、まるで夏の北海道のようです。



バスにバイクポーターなどをどんどん積み込みます。


バスのこんなところにも乗降口が。


出発。
寝てないのに、眠くない(軽く、興奮状態)。


空港からパリ市街方面へ。

スタジアムが見えます。
CDGからの行きの高速道から見えたスタジアム、あれはスタッド・ド・フランスだった。2012年に日本がフランスから歴史的勝利を得た場所。http://youtu.be/ZrZh32Sip0I
※この後、11月にはテロ事件にも見舞われました。

そして、晴れていましたが、気がつくと、あっという間に雨雲が。


降ってきました。

と思ったら、すぐ晴れてきた。猫の目のような天気。
今後、数日間の天気を暗示しているかのようです。


パリ市街には入らず、外環道路を走って、街の向こう側へ。
郊外のベルサイユよりもう少し先、サン・カンタン・イブリンへ。


これからさんざん通ることになる、ラウンドアバウト。
(時計と反対回り、だよ)と念じます。


8/14 18:10
お世話になるホテル「レジホームギアンコート」に着きました。
ホテルというより、選手村の宿泊施設といった雰囲気。
(実際にそういう人たちが泊まるわけですが)

Guyancourt



ニコニコした東洋人たちがバスでやって来たぞ、とでも言わんばかりの近所の子供たち。



それぞれの部屋へ。
前日入りしている、相部屋となる、R東京・Kさんと「再会」。

部屋に荷物をおいて、すぐ近所の小さなスーパーへ買い出しに。


静かな環境。


コインランドリー発見。おそらくゴール後に洗濯で使うことになるでしょうか。
(実際は私はホテルのコインランドリーを使いましたが)



ホテル近くの、住宅地にある小さなスーパー。
開店時間は日中のみですが(当然、24hコンビニはありません)、品ぞろえは豊富。
今夜は(といってもまだ日暮れ前ですが)、ホテルの部屋でゆっくりすべく、スタートゴール会場(ナショナル・ヴェロドローム)近くのサン・カンタン・アン・イブリーヌ駅方面の大きなショッピングセンターへは出ないで、このスーパーで食べ物を調達することに。


ここが私たちが滞在する部屋。とても静かで居心地がいいです。
(唯一、シャワーだけが、追って「悩みの種」になりますが)


荷ほどきしないとなりませんが、先に夕食。



え?これが夕食?と訝しがる向きもあるかもしれませんが、
この組み合わせがなぜか、いけました。
パスタやドレッシングサラダが好きな人なら、いけるはず。
ボリュームがあるのですが、空腹だったので、あっという間に食べました。


部屋の外はこんな感じ。
パリの郊外のほうに宿泊するのは初めてでしたが、静かで、いい場所です。

21時、さすがにそろそろ日が傾いてきました。


8/14 21:53
明朝9:00にさっそく車検なので、夜のうちにバイクを組み立て。
シャワーに入り、

ホテルのテラスで一息。
東京からパリへ移動。長い一日が終わりました。
ぐっすり眠りました。




現地2日目の朝。


8/15 6:43 ホテル朝食
日本人ツアー組は、ホテルレストラン、ではなくて、隣の専用部屋にて。
6時半から朝食、とのことでしたが、大食漢のみなさん、ジャストで部屋の入り口に並んでました。あっという間に、パン、オレンジジュース、コーヒーなどがバイキングコーナーから消えます(笑)。

ちょっとあとから入った私のような人にも、ホテルの担当者の黒人女性に頼んだら、すぐに追加のコーヒー、パンなどが出てきました。

量はツアー客相手なので、無尽蔵という訳にもいかないでしょうが、フランスの三ツ星というか、中級(やや下?)にしては、もう少しメニューに工夫があってもいいかな、と過去の滞在経験からは思いましたが、パリ郊外の合宿所のようなホテルですし、コーヒーは美味しいので、まあよしとしましょう。

この日は無事、朝食は終了しました(後日はちょっとしたごたごたが、、、、)


食後の散歩、ホテル内をちょっとうろつきます。
静かで、いい場所です。
ホテルの玄関脇に猫がいます。

後述しますが、また次も(もしその機会があれば)、ここを利用したい、と思わせるような、落ち着いた雰囲気でした。


ホテルのフロント


ホテルのロビー


いったん部屋にもどって、現地のニュースチャンネルを眺めます。
絶え間なくフランス語が流れてきますが、心地よいです(なんとなく、というより、ほぼ意味は分からないですが 笑)。


一晩を経て、シャワーで使った自分のタオルの乾きはよくありませんでした。
というか、そんなに乾燥はしていない。
(雨もどこかで降るだろうな)そんな予想はできました。


8/15 8:10
さて、今日はまず車検です。
朝一番(9時)に予約してあるので、そろそろ行かなくては、です。

ホテル前にはもうかなり集まってきてますが、みなさん、車検?
さっそくホテル前の路上に出て、漕ぎ出します。
一瞬、右、左どっちに行くのか迷いますが、最初はホテル前は右(南方向)、ですね。

フランス初乗り。住宅地の中をヴェロドローム・ナショナルへ。
ホテルから15分間ほどで着くはず。
気持ちいい朝です。


なんとなく閑散としていますが、土曜の朝なのと、夏のヴァカンス期間なので、人の出が少ないのでしょうか。


サン・カンタン・アン・イブリーヌ駅の複合施設前に出てきました。
このアーチをくぐった先、さらに線路を渡った向こう側に、PBP会場のヴェロドローム・ナショナルがあります。

明日夕方の本番では、向こうからスタートしてきて、写真奥のアーチをくぐってきて、この広場を写真で左方向に曲がってゆきます。


パリ近郊線(RER=パリ高速鉄道)の線路を渡ります。


振り返ると、東南アジア勢のグループの方々が。


この時は、自分のGPS(GARMIN etrex30)の設定がまだ済んでなくて、作動させていなかったので、
この東南アジア(どこの国か失念)の方々が先行したのでついていきましたが、
なぜかこの時は、初めての道ながら、本来、そんなに迷わずに線路を渡ったらそのまま直進すればいいところを、
先行の人が、曲がらなくてもいいところで曲がっていってしまって、その先で分からなくなり、みんな立ち止まってしまい、立ち往生。

バイパスみたいな道にいったん進入していいのか、わからないところがありましたが、そのまま少し進んで、すぐ道を外れればOKでした。

で、最初からすぐここにたどり着くはずでしたが、この入口のアーチまでくれば、もう大丈夫^^
あとで地図で確認したら、本来はとてもシンプルな経路です。

(あまり、知らない誰かにそのままついてゆくのはよくないな。自分の方向感覚をもっと発揮しないと)とこの時、再認識しました。


Montigny-le-Bretonneux

改めてこの写真をみてみると、遠回りして、会場より北方向へ進んでしまっていたことがわかります。

8/15 8:33
とにかく着きました!
ヴェロドローム・ナショナル!

まだ昨年1月に出来たばかりの新施設。
この象徴的なドーム、
ここがPBPの新たな歴史をつくる場になるのでしょう。


(つづく)