2017年10月14日土曜日

BRM1006東京1000kmええじゃないか伊勢(山) 【完走】

「ブルベ戦記」 第327話
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BRM1006東京1000kmええじゃないか伊勢(山) 【完走】




完走しました!(67時間39分/制限時間75時間)





10/5 19:54 自宅

 スタート前夜、会社から帰宅後、甲府・石和温泉へ移動開始です。
忘れ物ないか。
 完走する夢をみました。幸先いいかも。

21:45 同じクラブスタッフのSさんにピックアップしてもらうことに。環8にて

22:22 なんと羨ましい移動手段。

10/6 0:15 Start 石和健康ランド  駐車場
 
 そして、スタート地点に到着。素晴らしい。
 すぐに仮眠室へ。ほかの利用者のいびきもすごかったですが、まあ一眠りできました。

5:05 スタート受付

6:08

6:21 石和温泉を出て、まずは甲府の市街地を抜けていきます

6:47

6:52

7:26

7:48

8:47 諏訪方面へ

9:10

9:52 杖突峠に一気に突入

10:38 下り~


10:39 左側のは模造とわかるが、道路右側に泊まっているワンボックスはなんだ?

10:48

11:19 火山峠

11:53 

12:36

13:11 (142.7km 通過チェック LAWSON飯田高羽町店 13:10着)
(ロースカツ丼、アップルジュース、ウィダーゼリーエネルギーイン、コーラ、水)

飯田の市街地に入るあたりから、ぽつぽつだった雨が、いよいよ本降りに。

13:52
14:12 さあ、前半の山場(とその時は思った)飯田峠へ。
雨は降り続きます。

14:28

14:42 雨に加えて、もやってきました。

15:28 飯田峠

15:36 大平

15:36

16:17

 フルカーボン&ディスクブレーキ&専用ホイール&スルーアクスルの組み合わせはこの1000kmで盤石だった。
高速、つづら折りの下り、信号峠、雨でも余裕のブレーキング。
(シーズンオフの定期メンテは不可欠だろうけど)

 ん、そういえば鹿が前を走ってて、自分が追走するような場面があったな。
ベル鳴らしても前へ逃げてゆくばかりで(あれ、どこだったっけ)



そして日が暮れて、雨は降り続く。
岐阜県の山間部。
下野から白川へ抜ける切越峠の県道70号の、真っ暗な、くねくね蛇行しながらのゆるい下りで、
右側の縁石に前輪を接触させて、突起状の縁石を乗り越えるように、歩道側に転倒。
とっさに身体を入れて、バイクを路面にぶつけないように倒れこんだが、
強く胸から背中にかけての胴の右側を歩道上に打ち付けた。

その直前にどうしていたか、あまりよく覚えていない。
まさか、真っ黒な縁石が道路脇にある、とはわからないほど暗い場所だった。


すぐに起き上って、バイクに異常がなさそう(その時はそう感じた)だったので、走り出した。
右わき腹に鈍痛が走っていた。
もしかしたら、骨がひびか、折れているかも。
そう悟ったが、走れることは走れる。

雨は本降り。真っ暗な道を白川方面へ下り続ける。

20:55 (234.2km 通過チェック    セブンイレブン加茂白川店  20:49着)
(味噌ワンタンスープ)


この通過チェックを出てから数分もたたないうちに、いきなり暗闇のなかでパーン!と花火のような音と、前輪に青い閃光。
前輪がガタガタガタ、と大きく振動する。
パンクだ。

白川の集落を外れた、これまた真っ暗な国道沿い、雨。
最悪の状況だが、前方の道路灯がある場所まで押してゆき、道路脇で前輪を外した。
ステム上のGPSなどを外すのが面倒だったので、バイクを横倒しにして修理を始めたら、
通りがかりの車の方が駆け寄ってきて、「大丈夫ですか、転倒したのですか?」などと親切に声をかけてくれる。

こんな雨の夜、こんな時間に、こんな場所で、
国道脇でバイクが横倒しになっていたら、それは何か事故に見えてしまうだろう。
恐縮しながら、「いえ、ありがとうございます。パンク修理中なので大丈夫です」と説明。
ほんと、恐縮しきりだが、急いでチューブ交換。


15分間ぐらいで、チューブ交換で前輪を戻し、さあ、と漕ぎ出そうとしたら、
今度は前輪から、プシュー、という異音。
なんと、タイヤの右サイドから、チューブが焼きもちのように膨らんではみ出てきている。
「なんだ、サイドカットパンクだったのか」 orz


暗闇、降り続く雨。
再びバイクを横倒しにして前輪を外し、今度は積んでいたタイヤを外して交換。
チューブも念のため、虎の子のもう1本を出す。
チューブは予備がなくなってしまうが、さきほど使ったチューブは破裂はしていないので、たたんでしまった。

ちょうど、クラブのスタッフも、「えー」と驚きながら通過。
「サイドカットパンク。でも大丈夫だから、先に行ってて」と声をかける。

そうこうして、計30分間ぐらいかかったが、ようやくその場を離れることができた。
さすがに精神的にずたずたになりかけた。



ここまで前半、落車、サイドカットパンクといろいろ。
 サイドカットパンクの原因は、縁石にタイヤを接触させて転倒からだと思うが、コンチのGP4000はやはりサイドカットに弱いのかも。
結果的に、代替の28Cはこういうロングには振動抑制で印象は良かった。
でも冷静に登坂を考えると25Cだろうか、迷うところ。

 GP4000以外だと、パナRACE-D evo3はパンク対策、転がりは○だが、重めなので23C縛りか。
同じような重さではコンチのゲータスキンもあるが、どうだろう?とか



そうこうするうちに、降り続く雨と低い気温で、身体がこわばってきた。
 低体温症気味だ。しかし、なんとか愛知県一宮のPC1には時間内に滑り込まなくてはならない。
 結果的には残り30分ぐらいしかマージンがなかったが、間に合った。

10/7 0:49 (288.9km PC1  7-Eleven一宮佐千原店  0:48着)
(キリンホット生茶)

すぐにコンビニを出て、どこかで体温を回復させたかった。
一宮の市街地を進むうちに、一刻も早く、どこかビジネスホテルに転がり込み、シャワーで温まりたくなってきた。

コース上の駅前の近く(尾張一宮駅前とあとでわかった)に差し掛かると、チェーンホテルのネオンが見えてきたので、
ロビーに飛び込んだ。空き部屋がある、しかもバイクをそのまま持ち込んでいい、という。
びしょ濡れのライダーがこんな未明に予約なしで現れても、迎えてくれる、さすがは全国チェーンのビジネスホテル。
部屋に入って、すぐにシャワーを浴びに。しば
らく動けなかった。

ようやく生きた心地がするようになり、スマホの目覚ましをセットし、そのままベッドに。





6:17

ホテルでは1時間仮眠して、3:00には出るつもりだった。
が、目が覚めたら窓の外は薄明るく、5:30だった。
 愕然。

スマホの目覚ましはなっていたらしいが、ベッドから離れたサイドボード上に置いていたので、気づかなかったらしい。
慌てて着替えをきて、濡れたウエアはそのままサドルバッグに突っ込み、
チェックアウトして、走り出す。
幸い、雨はやみつつあったが、一宮のホテルに4時間ほども滞在してしまった。


もし、伊勢の折り返しが通過チェックではなく、以前のようにPCだったならば、時間切れである。
ただ、今回は通過さえすれば、いい。
それはわかっていたので、大幅に寝過ごしても、(寝られたから、それはそれでよかった)と割り切れた。
後半までに貯金をつくる。

そう念じながら2日目の朝を走り出した。
6:31 そして因縁の、木曽川堤防沿いに到達しました。
ここから、2014年の伊勢1000kmの時の本当のリベンジ。
ですがまあ、あの時味わえなかった、お伊勢参り、がいよいよです。


と開き直りつつ、ひたすら長い堤防沿いの道に飽きてきたころ、愛知県から三重県桑名へ。

適度な空腹感。早朝、急いでホテルを出てきたので、まだ何も食べていません。
途中、コンビニに寄って朝食を、と思ったら、イートインはないけど、パイプいすが2脚、店の隅に並べて置いてあった。
なんてありがたい。
セブンイレブン桑名外堀店(7:59)
(ジューシーハムサンド×2、牛乳500ml、アクエリアス500ml)

そこに腰かけて、ゆっくりサンドイッチを食べた。睡眠もとれていて頭もすっきりしていたから、素直に朝食が美味しかった。

7:54

8:51

9:30 薄日が差してきました。
信号が多いけど、淡々と進む。サイコンのAV.みると、13km/h台とか。
借金返済までは当分、頑張って走らないといけない。

9:49 白子
9:59 近鉄。三重っぽくなってきました。

10:00

10:13 旧伊勢街道へ 
予報ではそうなるとわかっていたが、すっかり雨もあがり、いい感じ。もう雨とはおさらば。
風情ある街道、ようやく旅情が出てきました。

10:37

10:37

10:40 津の駅前近くに

11:23

11:26
11:36 松阪駅前

セブンイレブン松阪駅南店(11:37)
(ロッテ クーリッシュバニラ)←暑い時の定番、ついに投入開始!

12:30 そしていよいよ伊勢へ

12:30

12:34

12:34

21:40

13:09 (430.3km 通過チェック FamilyMartめおと岩店 13:06着)
(カップヌードルカレー、クーリッシュバニラ×2、牛乳200ml、アクエリアス500ml)

 伊勢折り返し まだまだ大幅遅れではあります。
いくつものアクシデントと、一宮駅前のホテルに4時間もステイしたため、御前崎までに貯金つくれるかがポイント。

13:56 伊勢外宮前
13:56

15:30 折り返しからはスタッフSさんと同行

16:26 つづいて伊賀の里へ

16:26

17:59 (514.4km 通過チェック FamilyMart伊賀上野あかもん店 17:41着)
(カルピスウォーター、クーリッシュバニラ×2)


滋賀県甲賀市のドラッグスーパーに立ち寄り(19:32)
(コーヒー系キャンディー)

20:06 草津方面へ

20:06

20:52 (561.6km 通過チェック    7-Eleven野洲市役所前店 20:48着)
(ウィダーゼリーエネルギーイン、ピルクル)

22:44 琵琶湖

23:01 彦根城

23:02

23:06

23:41 中山道と交差する場所。ここで5分間仮眠作戦。そして、まだまだ進みます。
10/8 0:34 日付がかわり、関ヶ原方面へ

1:00 (628.2km 通過チェック Circle K上石津枚田店 0:57着)

 関ケ原近く  猫がカップヌードル狙って大変。
 ところで、距離が長くなると、PCのお釣りのだら銭が増えて、けっこう重くなった。
こういう時こそ、カードチャージ方式がいいのだろう。
(カップヌードル)

3:14 真っ暗、直線、という睡魔最高潮の広域農道を道路脇の5分間仮眠作戦でなんとかこなし、また愛知県へ。

4:28 (681.7km 通過チェック MINISTOP八熊店 4:25着)

(ハムチーズサンド、ベーシックサンド、明治エッセルスーパーカップバニラ)

 5分仮眠だけで名古屋まで頑張ったが、さすがにくたびれました。

さらに名古屋市内を西から東に抜けて、健康ランドに着いて、外の駐車場で仮眠しようと横になったら、背中の打ったあたりでポキッという嫌な音が、、、orz

7:02 (平針東海健康センター=名古屋市天白区)
1時間ぐらい横になっていたら、まぶしい朝日ですっきり目が覚めた。
ひとりですが、すぐに出発。
8:43

9:37 旧東海道・赤坂宿方面へ

10:03 豊川市

10:22 豊橋市

11:38
豊橋の中心部を抜けてしばらくして、広いコンビニにて昼食休憩(11:08)
あまりに強い日差しに、建物裏手の日陰スペースに退散です。

(カップヌードルチリトマビッグ、クーリッシュバニラ×2、水、はちみつレモン&天然水←外し)
12:12 静岡県湖西へ。旧東海道・新居関所前

12:18

12:18 浜名湖

12:18

12:24

12:25

12:34

12:43

13:10

13:10

13:12

コンビニ休憩、ファミリーマート磐田福田店(13:33)
(クーリッシュバニラ、いろはすなし←外し)

15:00 このあたり一帯の大規模な秋祭りでコースが通行できず、海側に一時迂回を余儀なくされる。
向かい風つよし。

15:29 (835.2km PC2 7-Eleven御前崎比木店 15:16着)

無事PC2突破。しかも、貯金ができていた! (3時間余り)
(ブルガリアヨーグルトフルーツミックス、エッセルバニラ)

 しかし、強い日差しつづく。炎天下で店の外に出られない。

15:48

15:48

コンビニ休憩、セブンイレブン吉田川尻店(16:31)
(炭酸水、水、コーラ)
17:07

17:07 焼津の海沿いを進みます。静かな夕暮れ時。

17:41 大崩海岸をパスする、石部海上橋をゆく。橋の向こう側みると、ちょっと海面から高くて怖い。

17:41

17:41 

いちごライン(久能街道)ではとっぷり日が暮れました。
さすがに交通量が多いですが、かまわず、下ハンで巡航速度を上げて、一気に駆け抜けます。

さすがに清水まできて、脚が多少切れてきたので、三保の付け根のあたりで、コンビニで小休止。
ローソン清水駒越北町店(18:33)
(カップヌードル、ウィルキンソン、クーリッシュバニラ)


後続の参加者が1人、通り過ぎてゆくのが店内から見えます。
少し休んで、自分も再出発。

このあたりからはもう、ブルべで何度も往復した、馴染みの道です。
ただ、
興津の健康ランドから先の区間、国道1号をこちらに向かってくる車のライトがもろに視界に入り、真っ暗な歩道をゆくこちらは前方がまったく見えず。いつ、何かにぶつかるのでは、とひやひやしながら手さぐりで進みました。

19:41 東海道・由比宿


 それにしても、自分のライトが暗い。
PBPでも使った、130ルーメン20時間のジェントス・スーパーファイアXX SF-333XX+リチウム単3電池をこの1000kmで復活させたが、夜雨の山道ではあきらかに光量不足を露呈。
切越峠の下りで黒い縁石に接触・転倒の遠因にもなった。

さて、ライトは今後どうするか?などと、本番の1000kmの後半にきて、そんなことを改めて考えたりする羽目に。

20:58 (925.6km 通過チェック 7-Eleven富士川松野店 20:50着)

(クーリッシュバニラ×2、アクエリアス冷凍ペットボトル、アルカリ単3×4)


もう一息。
感覚的には1000kmは600kmの延長のようだけど、オーバーナイト2回以上という違いはやはり大きい。
ただ、ここは、一気にこの夜のうちにゴールまでいきたい。
そのためには富士川沿いの身延のアップダウンをこのまま気合で越えよう、との気概でした。


そこから先、夜中の登坂はまさに伊勢1000kmのハイライト。


(以下、詳報しますと)

まずは940km過ぎ、JR身延線・稲子駅を過ぎた真っ暗な登坂。
静岡県から、いよいよ山梨県まで戻ってきましたが、
ゆるゆるとシッティングで登りだしたら、たちまち眠気に見舞われ、坂の途中、道路の真ん中で立ちごけしそうになりました。それはそうでしょう、3回目の夜です。
 身体には疲労感は無かったですが、頭の中はそろそろ壊れかけていました。

つい、「これじゃ、全然ダメじゃないかっ」、ひとり叫んでいました。
 これではペースが上がらず、ゴールまでのろのろになる。



そういう危機感が生まれ、自分の中にもう一人の「自分(B)」が現れました。
 その自分(B)は、大声叫ぶことで、睡魔に陥ろうとする自分(A)を鼓舞します。
 「よーし。いくぞー」

ここでついにダンシングを解禁です。
肋骨が痛むのでずっとシッティングで通してきたのですが、背に腹はかえられません。
ダンシングでこの長い坂を一気に乗り越えることにしました。

「よーし!」「よーし!」と大声だしながら、
やってみると、肋骨が痛まない位置の姿勢のダンシングが出来ました。

アップダウンが続きます。
富士川沿いを登ったり下りたりを繰り返す、県道10号「富士川身延」線。

ついに、怒りの声も発します。 ↓
「誰だー、富士川沿いなのに、こんなアップダウンばかりの道つくったのはー!!」
真夜中の山中で叫びます。叫んでも、何も返ってきません。



たまに車が往来する以外、自分以外、誰もいない夜道の坂。

「よーし!」「よーし!」
漕ぐたびに叫びながら、自分Aを鼓舞する自分B。
そうして20km余り走り続け、また現れる、長い直登。

たまに対向車が下ってきてすれ違っても、かまいません。気合で叫び続けます。



そうこうしながら、身延駅前を通り過ぎ、
 「ちくしょー」「よーし」などと叫んだりしながら、
やがて国道52号へ。
道は多少は明るくなりましたが、登り基調で、国道ゆえ、往来の車の頻度は上がります。
眠気でふらふら、はご法度。

ここでもダンシングを強行しながらゆくことにしました。
「よーし!」「よーし!」
掛け声とともにバイクを振ります。重くなったオルトリーブのサドルバッグで後ろが振られますが、かまってられません。



時折、バス停なのか?自販機コーナーなのか、国道の横に待避ゾーンが現れると、
自然と、自分Aはそこで立ち止まって休もうとします。

すると自分B
「おーい、どうしたあ~。休んでる場合じゃないぞー」
そう言いながら、再び漕ぎ続けます。

(幻覚とかまではいっていないが、こういう状態、実はまずい状況なんじゃないか)
ふと、冷静になる瞬間もありましたが、停まってはいられません。

900km以上走ってきて、眠気を払うためには、停まろうとする自分Aを鼓舞し、ダンシングで坂を漕ぎ続ける以外、ゴールまでの道程はみえてこないのです。

そして、まさかこんな夜中に国道の坂を登っている自転車がいる、とは想像だにしていない後続の車に注意喚起する意味でも、車道上で堂々と、派手にダンシングしながら、ゆきます。
たまに後ろから車がきますが、いったん速度を落とし、そして一気に大外回りで対向車線にはみ出しながら抜いてゆきます。夜は安全上、まず車から認知されること、これがいいのです。

 「よーし!」「よーし!」
そうこうダンシングを続けているうちに、
今度は交差点にきて、つい立ち止まる自分A



自分B「おーい、停まっている場合かあ?」
声を出します。
で、偶然etrex30を覗き込むと、
ちょうどこの交差点で二段階右折して、再び橋を渡って県道に入る、そういうポイントの場所でした。
危ない、危ない、そのまま通り過ぎて国道を進み続けるところでした。

なんとなく、ここで安堵感が出てきました。
甲府までもうすぐです。あと、もうひと山越えれば甲府盆地。



しかも県道9号を左折したところで、
以前に別のブルべでPCだったコンビニがありました。
なんだか眠気が消えてゆきました。
 コンビニに寄って小休止。
セブンイレブン山梨六郷町店(23:57)
(森永チョコモナカジャンボ)



さあ、ゴールの甲府はもう目の前。
もうひと頑張り、という気持ちに。
ここで、壊れかけていた頭の中が多少リセットされた感じ。
残り、あと、たった20km!

今度は正気の気合で、最後の小さな峠を登り、トンネルを抜けたら、甲府盆地の夜景がみえてきました。
前に一人、参加者が見えてきました。追走します。

10/9 0:43

 いよいよゴール目前。

ただ、甲府に入ってまさにゴール直前で急に首が上がらなくなってきた。

PBPでも1000km過ぎて首が上がらなくなり、後ろからベルトでメットを引っ張ったが、帰国後に頸椎ヘルニアを発症。
今回は大丈夫そうだが、自分の首は1000km限界が立証された?
これは今後の宿題に。

0:52

1:38 (1003.0km Finish 石和健康ランド 駐車場 1:39着)

 ただいま生還しました。

前半は借金まみれでしたが、御前崎のPC2までに30km/h巡航で貯金をつくり、
なんと!67時間39分という自分としては好タイムで完走できました。
そしてこの1000完走で、初めてR5000が獲れました。

雨、向かい風、炎天下、パンク、落車と、ロードバイク乗りの天敵全てと相対した感じ。それでも想定より早く完走できた(67時間半)。2夜目で名古屋まで行けたこと、それ以降、いつもの皇居周回のイメージで平地巡航で30km/hを出せていた。
それにしても、レシートで買い物を振り返ると、後半はアイスばかり食べていたwww

翌朝、早朝のJR中央線で甲府から帰京。

そしてすぐに近所の整形外科へ。
やはり2本折れてましたね orz  

落車してから700km以上もよく走り続けていたものです(呆れ) 

日常生活はなんとかなっているけど、肋骨骨折中は筋トレとか運動はしないほうがいい、とどこでもそうなっている。
そうなんだろうけど、体力走力、ちゃんと回復できるといいなあ。。





自宅にて久しぶりの味噌汁。臓ふに染みわたる~。