「ブルベ戦記」 第304話
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スタート&ゴール地点の北海道・滝川市に着いた翌日。
8/6 5:18
すでに夜は明けていました。
ホテルの朝食は7時からで、6時出発予定なので、間に合わない。前の晩、松尾ジンギスカンからの徒歩での帰り道、コンビニで買っておいたパンなどを部屋で食べてから出かけます。
このコンビニ、北海道ならでは、のセイコーマートで、ついでに会員証をつくってもらったが、この会員割引がブルベ中にお得だった(北海道内の郡部にはコンビニはセイコーマートのほうが多かったりするので、なおさら利用率は高い)。
6:01
スタート&ゴール地点は、滝川の市街地から8kmほど国道12号を旭川方向に北上した、江部乙という地区の、道の駅たきかわにあります。
6:27
ホテルから横浜のMさん先導で、国道12号を江部乙へ。
このあたり、なんとなく平坦基調に思っていたが、ちょっとした傾斜もあったりして、全体的にはゆるく登っていく。よく考えてみれば、石狩平野を流れる石狩川沿いを旭川の神居古潭方向(上流)へ進んでいるわけです。といっても、見かけ上は、道は直線フラットでしたが。
6:49
国道の左側にふと視線を移すと、水田か牧草地の奥のほう、晴れ渡った平野の一部分だけ、地表から雲というか霧のようなものが筋状に立ち上っている。
一瞬、野焼きのようにも見えるが、このあたりの地理が頭に入っていれば、あのあたりの低地に石狩川の大きな流れがあり、外気と川の水の温度差で、立ち上っていることが想像つく。
7:00
スタート&ゴール地点の江部乙にある、道の駅たきかわ(農村環境改善センター)で受付。
(撮影=AJ北海道)
旭川のKさんらが乗るファットバイク。類は友を呼ぶ。
7:32
雪道を走りやすい、とのことだが、今は夏ですねw
目立つといえば、これほど目立つバイクはない。
ファットバイクに比べれば、MTBが普通に思えてしまいます。
7:39
ブリーフィング開始。総勢100人近く。
7:44
今回のコース担当のAJ北海道・Kさんからご挨拶。
7:58
車検。特に、ライトがきちんと点灯するかどうかは念入りに確認していました。
(撮影=AJ北海道)
さあ出発。
あまりに気持ちがいい天気で、ちょっと海沿いまでサイクリング、といった風情。
これから600km、という感じがあまりしません。
8:15
序盤から飛ばしていく人、のんびり行く人、様々。
8:39
我々は自称、「グルメ隊」でしたので、スタート早々から北竜町のひまわりの里へ寄り道。
8:39
(まだまだ先は長い)。この時はそんな感じでした。
が、あとから考えてみると、寄り道はたったこれだけ!でした。
8:40
走り始めて30分余り。どこかバイクに異常がないか、気にかけているのはそれぐらいで、あとは景色を眺めながらペダルを軽く回すだけ。
8:57
先は長い。
9:07
北海道らしい、低い山並みと、広い平野。
9:18
時折あるアップダウン。日本海側の留萌まではこんな感じで進みます。
(撮影=AJ北海道)
9:59
信号はほとんど無かったですが、留萌の市街地が近づくにつれ、だいぶ連なってきました。
10:00
コンビニからさらに合流。
10:03
大行列に。
10:04
(ん?さっきから後ろにいるらしいトラック、早く追い抜いてくれないかな)。
そう錯覚させてしまうほどの太いタイヤの走行音w
慣れるまでに時間がかかります。
10:16
ついに日本海沿いに出ました。ここから稚内までの往路はほとんど、海沿いです。
10:21
10:24
10:28
オロロンライン(国道232号)。観光シーズン真っ盛りとあって、それなりに交通量があります。
10:33
10:35
10:43
10:46
それまで前にいたMさんが、少し後退していきました。まあ、そのうちにまた、追いついてくるでしょう。
10:48
集団のペースが少し上がっていたようでした(あるいは集団のひとかたまりがスピードアップしたか)。気がつくと、背後のファットバイクの「あの音」も聞こえなくなっていました。
10:51
10:56
道の駅で、ニシン番屋のような建物がみえましたが、すぐ先がPC1なので通過。
3時間弱で77km。さすが、信号ストップが少ない。
みんな快調のようです。