2020年10月19日月曜日

BRM912 東京300km いってこい秋の伊豆高原【完走】

 「ブルベ戦記」 第374話


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BRM912 東京300km いってこい秋の伊豆高原

 

8月下旬の下見の300kmで猛暑にまずやられてしまったが、
9月、いよいよ異例の、残り2カ月余りという短くなったブルベシーズンが再開。


年間SR継続を保つために、この短い期間中に、すでに完走している200km以外の、300km、400km、600kmを走破する必要が出てきた。
さらには、昨年、通行止めでDNSを余儀なくされたSR600も完走しておきたい。


と、ほぼ毎週ブルベ(しかもオーバーナイト続き)という、とんでもない9月になりそうだった。その最初がこの300km。出足でつまずきたくなかったので、残暑は気になるが、なんとしても完走しなくてはならなかった。

9/4  23:23 多摩川沿いを自走。
暑さを少しでも避けようと、今回も未明スタートを選びました。


9/4  23:36 リモートブルベカード方式の起点のひとつ、
ファミリーマート川崎宮内3丁目店からスタート

9/5  00:15 この日に開催された別ブルベの参加者たちもちらほら見えました。
こちらは翌週本番のスタッフ試走なので、起点は同じでも、途中ルートが違います。

9/5  00:42 まず武蔵中原から国道1号へ。森永橋で鶴見川を渡ります。

9/5  00:47 国道1号で真夜中の横浜へ

9/5  01:08 みなとみらい
こんな時間に通過するのはブルベとはいえ、珍しい

9/5  01:13


馬車道から関内方面へ抜ける

9/5  02:35 PC1 ファミリーマート逗子渚橋店
ここまで46.5km 深夜でも汗は絶えず、ふーっといった感じ  

9/5  03:08 江ノ島の夜明け前

9/5  03:19 こんな時間にここ(湘南道路)を走ったことない。単調さが際立つ。

9/5  03:27 湘南道路でも真っ暗な区間はある。

ここで、G-VOLT 70の本領発揮。
明るくランタイムも長い。
高速巡航向きの、素晴らしいライトだ。

9/5  03:31 にしても、夜明け前の静けさから、
この区間(江ノ島~大磯)の長さを余計に感じる。

9/5  03:59 いつもの大磯・東海道松並木

9/5  04:48 小田原を過ぎ、石橋料金所あたりで夜明け。
相模湾を見渡す



9/5  05:05

9/5  05:24 美しい朝日

残暑はまだ続くが、空には秋の気配も漂いはじめている。


9/5  05:48 熱海でひとやすみ。朝の日差しがすでにきつい。

9/5  06:05 伊豆大島を望みながら、いつもの国道135号を南下。

9/5  08:19 通過チェック(折り返し)
セブンイレブン伊豆高原店
朝8時を過ぎて、やっぱり今日も暑い(汗)
ただ、8月下旬の暑さよりは、背中に日光の熱が籠もらない分、少しはましかも。

9/5  09:04 復路。暑さをなんとかやり過ごしたい。



9/5  10:21 ついに暑さの限界が近づき、
コンビニ(セブンイレブン熱海網代店)に避難。
一時雨の予報もあったようだが、降る気配は全く無い、晴天。


9/5  12:34 復路の小田原のガスト

1hぐらい走ったら、どこかでクールダウン休憩を入れるようにしていた。
そうしないと、炎天下で300kmブルベなんて、もたない。
別開催ブルベも途中コースは一緒で、参加者たちがやはりここに「避難」していた。
外は暑くて、出たくない。


交通量は多くて混みがちで、暑いだけ。
いつもこの区間を走る時と比較して、全く速度が上がらない。
このあと、大磯でもコンビニ休憩。

9/5  15:18 鎌倉まで戻ってきた。
走り慣れた伊豆の300kmのはずだが、
夏の暑さでは、疲労感がいつもより強い。

ペースも遅く、なんとかPC2にたどりつく。
ファミリマート逗子渚橋店(15:55)

店内では休憩するスペースがないので(外のベンチは西日で無理)、
店をすぐ出て、しばらく逗子市内を進んで、
道沿いに日陰の空き地を見つけ、数分間ごろ寝して昼寝休憩。

さらに横浜に入る前、磯子のコンビニでも休憩。

9/5  18:02 やはり暑い中を走り通して、けっこう疲れていたと思う。
この復路のみなとみらいでの画像をみても、自分の状況を思い出せない。


9/5  19:27 ゴール セブンイレブン川崎末長東店

ここからバイクを分解して、近くの武蔵新城駅前でタクシー拾おうか、と思ったほど疲弊。
でも、客待ちしているタクシーに聞くと、どうも乗せてくれないようなので、
仕方なく、のろのろ自走して帰る。



あとから振り返ると、
逗子渚橋から武蔵新城まで、3時間20分余りかかっていて、貯金を食い潰した。

この区間に至っても、暑さでコンビニ避難など2回の小休憩を挟んでいたこともあるが、 もっぱら、夕方の横浜市内の信号峠の酷さを実感した次第。
汗マーク
9/5  20:02 二子玉川の明かりをみて、ほっとする。
家に着く数キロ前になって、急に、道路が冠水するほどの土砂降りが。


(備忘録) 走行後、初めて出た症状いくつか
・声がかすれて出なくなった
・指先がしわくちゃに
・体のあちこちがつる


よく熱中症で倒れずに走り通したものです。
いつもの粉飴は,ボトルの中で熱湯になっていて、途中で飲めず。
さすがに日焼け止めを塗って走っていましたが。

体調は4日後にやっと全快
(→食欲味覚、だるさ、睡眠障害、頭痛、こむら返り)。
調べた限りでは、中程度の熱中症に該当、のようだった。
なんとか数日後に迫った600kmは走れそうでした。



と、こうして、厳しい300kmをまず乗り切り、
9月のブルベ月間は幕を開けたのでした。