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今週末も近場でライドしてきた。 翌日曜も走りたかったが、あえて休息日に充てた。その理由は、、、。 世田谷・馬事公苑にて |
不要不急の外出制限下にある現在にあっても、
個人的な関心はもっぱら「筋力維持」です。
「家でサイクルトレーナーとかローラーとか、自重トレとか、あるいは近場でライドとかランニングとか、いろいろできることはありますよね」。
それはその通りなのですが、
気にかけているのは、その「頻度」です。
ブルべほか、本格的なライドがなかなかできない今、筋力維持を気にしていると、
毎日欠かさず、家でも何かしらの運動をしたくなるところですが、
筋肉は、いったんハードなトレーニングで組織が破壊されると、
蘇生するまでに、その部位によって48時間とか72時間とか、
一定の休息期間が必要、とされています。
にもかかわらず、つい毎日、身体を動かしていると、
気持ち的には「やっている感」で満たされますが、
実際は疲労が蓄積される一方になっているかもしれません。
そうならないための対策というのはあり、例えば、
毎日、部位ごとにトレーニングすることで、ひとつの部位のトレーニングを数日おきの間隔をもって行うことが出来る、というものです。
もちろんこの前提としては、一度のトレーニングは出来るだけハードに、筋肉を使い果たすまで徹底的に行う、ということはあります。
それでも、トレーニングのスケジュールづくりは意外と難しい、というのが実感です。
部位によって中2日での稼働がいいのか、中3日がいいのか、
その基準がよくわかりません。
数日おいたつもりなのに、感覚的にまだ筋肉痛があって重いままだったり、
例えば腹筋などを鍛えるレッグレイズなどの部位トレーニングをした翌日に、天気がいいからとライドに出てしまい、やっぱり思うような走りができなかったり。
基礎的な体力や年齢などによって個人差があるそうで、
ここばかりは、自分の身体と相談しながらで、うまく筋力と付き合いたいところです。
ちなみに、
サイクリングと筋力トレーニングの関係についてはよく語られているところで、
私は、「サイクリング解剖学」(ベースボール・マガジン社)という書籍を以前からよく読んでいます。
こうした筋トレは、ライドしている時に、特にその必要性を感じたりします。
急な登坂を繰り返している場合、
下半身のパワー伝達で全身がふらつかないよう、ハンドルをつかまえて上半身をしっかり固定するための上腕三頭筋。これがまずダメージを受けてきて、
(ああ、腕をもっと鍛えなくちゃなあ)と感じたりします。
または、距離が長くなって疲れてきたときに腹筋に力が入りにくくなり、
上体を立てにくくなったり、など。
そうした課題が見つかれば、ライド以外の日常の中で、
例えばスポーツクラブのマシンジムの反復動作で鍛えなおすことが出来るわけです。
新型コロナウイルスの感染が収まっていない今、
そうしたトレーニングがまだ再開できていません。
では、どうカバーするのか。
家で、もしくは近場のランニングもしくはライドで、何ができるのか。
今は、自問自答しながら、いくつか自分でできることを模索しています。