2017年5月5日金曜日

2017 AR日本橋fleche(フレッシュ) 【完走】 再び雨の走行に

「ブルベ戦記」 第321話
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2017 4/8-4/9
AR日本橋fleche(フレッシュ)に「team ももレンジャーズ」(MOMORangers)として参加しました。

行程は、軽井沢駅近く→水戸・鹿嶋経由→東京駅丸ノ内口までの360km+α
チームメンバー3人以上で一緒に24時間で走り切る、というルールです。



4/8 3:52 早朝の新幹線で軽井沢に行くため、早起きします。
リムなどに3月の400kmの雨ブルべのダメージが残るバイクですが、ブレーキシューは交換。
しかし、また雨予報なので、序盤の碓氷峠の下りなど、ブレーキの消耗が気になるところです。
とにもかくにも、家を出発。
5:10 小田急線・経堂駅 
出発といっても、東京駅までは自走ではなく、輪行。とはいえ本来、自走するかどうするか迷う距離です。
6:06 東京駅新幹線ホームでチームリーダーのYさんとちょうど遭遇。
さっそくブルべカードと、ナンバープレートをもらいます。


6:25 新幹線で軽井沢まで約1時間。
まだ碓氷峠に信越本線があった往時を思うにつけ、便利になったものです。

7:10 群馬県に近づくにつれ、車窓には雨の風景が。また雨、です。
8:02  スタート(ファミリーマートヤオトク軽井沢店)
軽井沢駅着、この日現着の3人でバイクをいそいそ組み立て、集合場所へ。
同じく軽井沢からスタートする他のチームの方ともご挨拶。
(提供写真)
さあ、フレッシュ、出発です。
雨具を着込んでるので、チーム名のようにフルピンクという訳にはいきませんが(特に自分)。
8:19 まずは霧雨の碓氷峠へ。軽井沢側から峠のピークまではゆるく少々上るだけ。
すぐに下りが始まります。
8:19 このチームの中核をなす女性陣の雄姿
8:24 碓氷峠。何度も登ってきましたが、下りは自分は今回が初めてでした。なんて楽。
しかし、雨でブレーキ制動力が落ちないか、気が気でなりません。
ここでシューの摩耗が始まってしまえば、いくら平坦メインのコースとはいえ、厄介なことになりかねません。
8:42 碓氷峠の下り。雨さえなければ、こんな楽しい行程はないのですが。
8:45 そんな天候ではありましたが、和気あいあいと進みます。
そこがみんなで走るフレッシュのいいところ。
9:29 横川を通過、松井田から安中、と旧中山道をゆきます。
ずっと緩い下り。
9:30
9:56 国道18号バイパスに合流したり、また旧道に分かれたりしながら、進みます。
高崎に近づくにつれて雨はやみました。
10:13
10:17JR高崎駅の北側を抜けるのですが、アンダーパスの車道が自転車通行禁止でした。
ならば歩道を、と思ったら、そこは階段でした orz
11:15 コース沿い、桜が満開になっていることに気づきます。
もしかしてこれから行く北関東方面、どこも桜前線と重なってるでしょうか。
11:43 休憩(群馬県伊勢崎市・セブンイレブン伊勢崎下植木店)
11:47
11:50
12:28 群馬県太田市。前方にピンクに染まった丘陵が見えてきました。桜満開の丘です。
コース・ディレクターとしてはつい、にんまりするひと時でした。
(提供写真)
12:33
12:37
12:51 続いては、渡良瀬川の河川敷に菜の花。
12:52 右手には桜。春のフラワーラインといったところですね。
13:49 栃木県佐野市、ちょうど東京の真北あたり。
東北道をくぐった先で、どうもMさん、サドルバッグが後輪と接触している様子。
ベルトを引っ張ったりして、みんなで解決。
14:22 休憩(栃木市・手打ちらーめん小三郎)
しょうがラーメン、美味でした。
14:44 店の裏手は長閑な田園風景。
天気はすっきりしない感じで、もやっています。
15:16 PC1 (119.6km ミニストップ小山本郷店)
16:09 鬼怒川を渡って茨城県へ。
18:25 全行程の半分近く、水戸まで来ました。
夕暮れとともに、また雨が。
19:10 PC2 (186.2km ミニストップ水戸笠原店)
あの「ご老公の湯」が目の前ですが、ここで湯につかったりしたら、おそらくアウトです。
スルー力が問われます。
幸い、食欲に恵まれていたので、ここはがっつりと。
バイクは泥にまみれてきました。
21:25 水戸から鹿嶋(神栖)までは、北浦あたりを含めて真っ暗区間。
21:50 そんな闇の中にも、神々しく、セイコーマートがあったします。当然、休憩。
22:11 鹿嶋(神栖)の街の明かりがみえてきました。
22:46 市街地に戻ってきたものの、信号→直線→信号の単調な繰り返しで、催眠術にかかったように眠くなってきます。
23:38 PC3(254.8km ミニストップ波崎宝山店)
ここまできたら、感がしてきます。 東京駅まで(そして泥との闘いも)あと100km余り。
単調さにやられた? Sさん、ここで少し休憩(あとで復活します)
鹿嶋(神栖)から利根川を渡って千葉県へ(橋の欄干が低くて、ちょっと怖かったですが)。成田空港へ抜ける丘陵地帯のバイパス線へ。多少起伏はありますが、道は良く、なかなか走りやすかったです。
4/9 1:10 休憩(千葉県香取市・セブンイレブン香取沢店)
2:06 田園地帯を抜けてくると、急に道路灯が増え、成田空港の滑走路をくぐるトンネルが現れます。
3:23 PC4 (307.1km セブンイレブン酒々井本佐倉店)
22hPC手前のファミレスで休憩を計画していましたが、あまり時間的猶予がないことがわかり、
コース沿いのファミレスをパスして最終PCを目指すことにします。
4:49 右手のファミレスを通過。
5:38 PC6(335.2km セブンイレブン船橋宮本店) 
夜が明けて、ここからSさん復活。
一方、私は胃がもたれてきて体調がいまひとつ、すぐれませんでした。のどが痛く、風邪気味にも
(結局、ゴール後の懇親会もキャンセル)
6:45
残り2時間を切りました。360kmオーバーは大丈夫そう。雨もほぼやみ。
Hさんはブレーキが効きにくくなってきているらしく、橋の自転車道の下りで減速を余儀なくされていました。
が、とにかく、5人は目の前のゴールを目指します。
誰もが背中に泥はねを残し、雨との闘いのすごさをみせつけています。
7:08 馴染みの葛西橋通り。荒川を渡ります。
7:31 木場公園を過ぎて、さあ、永代橋です。
八丁堀まで来たところで、私のガーミンがちょうど電池切れ(ログはここまで)。電池交換する間もなくゴールへ。
東京駅の赤レンガがみえてきました!
到着~!!! さあ、急いで写真撮影の準備。
8:00 ゴール (364.8km JR東京駅・丸の内南口前=東京中央郵便局前)
またしても、泥だらけ。今回はブレーキは持ちましたが、リムはさらに減りが目立ってきていました。この経験が、私にひとつの決断を促すことになります。

2017年4月1日土曜日

BRM425日本橋400km小江戸巡り 【完走】 消耗戦の雨ブルべに

「ブルベ戦記」 第320話
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昨年末(200kmスタッフ試走)以来のブルべ出走となった、BRM425日本橋400km小江戸巡り。




天気予報で2日目は雨(しかも低温)に見舞われることはわかっていたので、水産加工用ゴム手袋など、装備には気を配りました。

RCC(Rapha Cycling Club)に加入してからは初めてのブルべ。外装も徐々にそれっぽく「洗脳」されてきています。

3/25 10:12  1日目は気持ちよい晴れ。正午過ぎスタート、というブルべは初めて。朝はゆとりをもって準備できます。

昨年は心身ともに調子が悪かった400km。今年は、完走あるのみ、という気持ちがやっと復活してきている気がします。

11:04  自走で世田谷から木場公園へ。六本木交差点を通過。20km弱の距離ですが、ゆっくり走って1時間ちょっと。

12:23   木場公園のスタート地に到着。30分おきのスタート。2日目の雨予報の影響か、DNSは少なくないようです。

12:31   4月の日本橋フレッシュの練習も兼ねて、同じチームを組むHさんと走ります。


12:36    スタート、分割スタートしても、すぐトレインが出来てしまう葛西橋通り。

12:47    まず荒川を渡ります。

13:02     しばらく先頭を引きます。

13:19    前の組の参加者に追いつきました。江戸川

13:24    市川の市街を通過。

     13:52     コースは市街地から近郊風景に変わり、わがファイターズの鎌ヶ谷球場前を通ります。

14:17    鎌ヶ谷を過ぎてから、北総線沿いの長い直線コースへ。

14:56    時折、成田空港と結ぶ京成スカイライナーを横目にしながら、東へ。時折、向かい風を感じるように。

15:04   東からの向かい風が強まります。トレインはすっかりばらけています。初めて見る印旛沼

15:59  成田の市街地を通過し、成田空港の滑走路をトンネルでかすめます。

PC1(83.4km SAVE ON 香取牧野店 16:39着)

17:09  「小江戸」を知る、佐原の町並み。ちょっと感動。




17:27  霞ヶ浦沿いにつくばへ北上。日が暮れてきました。

17:42 思わず脚をとめた眺め。夕焼け空のように見えますが、手前に広がる雲が明日の雨天を暗示しています。

PC2(158.2km セブンイレブン茨城真壁古城店 20:21着)

20:28 土浦、つくばをかすめながら北上。筑波山が夜闇にそびえていたが、突風が正面や横から吹きつけて難儀。バイクラック付きのコンビニへ。真壁も「小江戸」情緒が残っていましたが、夜間走行に入っていたので、撮影チャンスなし。

PC3(199.8km セブンイレブン栃木泉町西店 22:30着)

23:24 栃木に入ってコースは西向きになり、風向き的には楽に。ただ、200kmを境に、私が少々くたびれてきたので、「夜の女王」(夜間走行が速い、の意)の異名をもつHさんが引きに!ありがとう!

PC4(233.7km ローソン足利朝倉町店 3/26 0:15着)

足利市のPC4で買い物後、裏手にある健康ランドへ移動。2時間の仮眠を含めて、400kmにも関わらず、計3時間(!)もの長い休憩をはさみましたが、これが当て外れ。仮眠室の隣のゲームコーナーで酔っ払いが騒いでいて、こちらは熟睡できず(結局、あとで警察が来ていましたが)。

1時間程度うとうとしただけで再出発したら案の定、眠気が全然とれず。



通過チェック(252.7km ファミリーマート日野屋天神町店 4:01着)
群馬県内で夜が明けてからも、午前中は眠いまま。
前橋で雪がちらついていた、と思ったら、高崎に入る前から冷たい雨が降りだした。
レインウエアを着こんでいた上、手がかじかんできたこともあり、このころから撮影はなし。


PC5(290.4km セブンイレブン高崎住吉町店 6:24着)


休憩(セーブオン寄居用土店 8:23着)


PC6(361.4km ファミリーマート川越元町札の辻店 10:32着)
雨は降り続いてましたが、ようやく眠気がさめてきたので、先頭を交代。ゴールまでもうひといき。



朝霞から高島平に入るあたりで日曜午前で道が混雑。すり抜けながら信号峠をゆきます。
板橋、巣鴨とようやく都心に戻ってきましたが、このころからブレーキシューが減ってブレーキが全く効かなくなり、停まれなくて脚ブレーキかけたり。

途中、開いていた自転車店でリムについたシューの黒い粉をふき取ったりしたものの、効果なし。本郷通りの下り坂ではバイクから降りて、駆け足で下るはめに。このブレーキトラブルも相まって、信号峠で速度はめっきり落ち、最後はのろのろ状態のまま、日本橋にゴール。




 ゴール(404.3km ナチュラルローソン東京日本橋一丁目店 13:43着)


ずぶ濡れのまま、のろのろと、受付の中央区総合スポーツセンターへ移動。

3/26 14:09 お疲れ様でした~。この後、すぐ解散して、ブレーキが効かないので自走できない私は輪

行で帰宅。シャワー&洗濯で身体が復活してしまい、 睡眠なしで夜まで普通に活動してた、という不思議。





久しぶりの、というか、2016-2019版では初めての400kmメダルでした。




markun走行記録



2017年3月4日土曜日

春の名栗へ

「ブルベ戦記」 第319話
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今日はRapha Cycling Club(RCC)のクラブライド。JR拝島駅集合で、自走するか迷いましたが、新しい輪行袋を試しておきたかったので、電車。しかし、それでも小田急→南武線→青梅線と乗り換え2回でたっぷり1時間かかりました。
JR拝島駅に到着(8時過ぎ)
今日は秩父のあたり(道の駅・芦ヶ久保)までを往復です。
名栗街道を山伏峠へ。
久しぶりの看板前。あとで秩父側から登り返します。峠の秩父側は、日陰の路肩にまだ雪が少し残っていました。
道の駅・あしがくぼにて昼食。日陰は寒いですが、日なたは暖かい。
豚丼ミニセット×2という荒業
また山伏峠を登り返します。坂、また坂ですが、秩父側のほうが傾斜が緩くて、若干は楽です。
飯能への下り。名栗の尾根の林の一部が、なんだか白っぽい。
(あれ、山桜?)いえいえ、違います。
花粉を大量にたくわえた杉の林でした(怖)
パンク修理もどこかのどかな、春の午後。

下ってきて、横田基地の横を抜けて、拝島に戻って解散。私はそのまま新青梅街道→甲州街道と自走して18時過ぎに帰宅。ささくっと合計134km。

3月下旬からいよいよ自分のブルべシーズンが本格化します。
今は、プロ野球でいえば「キャンプ」シーズンみたいなものでしょうか。

こんな具合で、のんびり、じっくり?やってます。