「ブルベ戦記」 第353話
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【Etape 05】(04から続き)
Tinteniac (360km)
→Quédillac (services only)(386km)
→Loudeac(445km)
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2019/8/19 15:18
タンテニアックを出て、NO Controlのケディヤックへ。
大会2日目の夕方が近づいてきました。
ちなみにこの写真にもある、道路中央の分離帯の縁石。ぶつからないように要注意です。 |
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とはいえ、夕方の時間帯ではあるのですが、
日没が21時以降なので、まだまだ昼間のようです。 |
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2019/8/19 15:49 メドレアック
教会の特徴的な尖塔が、遠くからでも目立ちます |
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2019/8/19 16:13 Quédillac (services only)(386km)
(予定15:54 / +19min.)
前半の途中から、出発時のチームでのペースがそろわなくなってきて、 ケディヤックを出てからはいよいよ、ソロ走行になってきました。
事前にそういったケースも想定していたので、 スマートフォンのメッセンジャーなどでそれぞれの居場所を確認しておけばいいのですが、自分のスマホの電源はそろそろ少なくなってきました。
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いずれにせよ徐々に、あの前回(2015年)のソロ走行の雰囲気が蘇ってきて、 それはそれで懐かしい感じがしました。
さらに、ケディヤックからルディアックまでの間は、 けっこう降りの強い通り雨があったり、
向かい風を感じたりしながら、の走行。
走りに集中して、無心で走っていました。
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2019/8/19 19:59 Loudeac(445km)
(予定19:21 / +38min.) |
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そして、往路のルディアックに到着。
ここも4年ぶりの訪問となります。
ここで400kmを超え、全行程の3分の1を過ぎたことになります。
しっかり3h仮眠と補給をとれれば、ブレスト往復がいよいよ、みえてきます。
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日本のツアーのドロップバッグ集積所。
前回(2015年)180個だったのが、今回はなんと330個!
自分がプチ失敗だったのは、 自分のドロップバッグに何か目立つ印を付けていなかったこと。
(番号で探せる)と思ったのですが、 実際は集積所の山のようなバッグから探しだすのに往・復路でそれぞれ5分近くかかり、 もったいないタイムロスでした。
前回(2015年)は、 4h余りの滞在時間のうち、最初に補給とシャワー、着替えをしてから仮眠所に向かった記憶ですが、今回は順番を変えて、仮眠3h→シャワー(着替え)の順にしました。
初参加で興奮気味だった前回ほどは今回はアドレナリンが出ていないのではないか (→眠気がきやすいかも)という思いがあり、 意識的に、仮眠の優先順位が上がっていたからです。
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背景には、パリ行きのANAでの予想外のバタバタがあった。
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時差ボケ防止で、今回もなんとか寝ないつもりだったが、 ついビールに手を出し、うっかりうたた寝してしまう。 「2回目のPBP」という気持ちの持ちようとともに、 行きの機内で「完徹」ができなかったことは時差ボケ的には若干、 よくなかったのかもしれない。
さらに機内Wifiが有料(21.95$)と知らず、繋がらない、
と何時間もスマホと無駄な格闘。
また、トイレいくこと数多。 10h近くで尾てい骨が痛み出し、両こめかみの頭痛も起きて バファリン2錠をCAにもらう羽目に。 軽く胃もたれしつつも食事後、やっと頭痛は軽くなる。
シャルル・ド・ゴール到着まで1時間半、 コーヒー控え、オレンジジュースもらったりしていました。
さて、ルディアックではまず3時間の仮眠です。
まだ明るい上に、歓迎の音楽バンドが仮眠所のすぐ隣で演奏しており、 静かな環境ではありません(笑)
が、私は割り当てられた寝床で、すぐに寝落ちできました。
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【6】につづく