2024年6月17日月曜日

BRM615東京300km神流川 【完走】

 「ブルベ戦記」 第398話

-------------------

2024シーズン  BRM615東京300km神流川




5月の、久しぶりのDNFからしばらくモチベーションが上がらないままでしたが、
このまま走らないでいると、年間SR的にはいよいよ切羽詰まるので、まず、(年間SR対象外となった昨年11月分の)300を走り直すことに。
とはいえ、夏場が近づき、カレンダー的にも走れるブルベは少なくなってきている。

計画性には乏しいが、あれこれ各地の開催予定を詮索し、結局は、自分のクラブのコースが一番走りやすいと、これ(神流川300)を走ることにした。



だいぶ以前に、小諸200で、ここの折り返し=道の駅上野=を通過したことがある。
あの時は、さらに土砂降りだった十石峠を越えて、危うく土砂崩れに巻き込まれそうになる、という、自分史上では最もエクストリームなブルベだった。

今日は天気も良く、十石峠までは行かなくて済むから、そんなことにはならないが
(と思っていたが)。

まさか、こんなに暑くなるとは予想していなかった。






2019PBPでも同走したHさんとも、このあたりから相前後する。


ここの小さなコンビニ(デイリーヤマザキ)でクレカが使えず困っていたら、
お店の人が見かねて、氷入りの水をカップで出してくれた。大感謝です。


道の駅上野の手前までは今回、自分は初めてのコース。
で、初物があまり得意でないので、
コースプロファイルが読めなくて、ずっとダム沿いを上がるコースに余計に距離感を感じてしまう。

といった具合に、前回に続いて今回も、そんなに調子はよくないことが伺える。


折り返し(151km)の道の駅上野の少し手前で、暑さからかもうろうとし、
さらに疲れを感じてしまった。
折り返した後の下り基調でも、眠気もくるので、ペースは上がらない。


復路にも大きな坂がいくつか残っている。
前回の信濃追分と同じ症状(左脚の痙り+張り+痛み)が登坂で出てしまい、
ただ、ペダリングの負荷を減らすと消えるので、なんとかこぎ続ける。

夕方になっても、群馬寄りの山沿いはまだ30℃の気温表示で、登坂では身体に熱がこもる感じ。


ネガティブ要素ばかりで、モチベーションが落ちないよう気にしていたが、
とにかく、これ(300)を落とすと、年間SR的に「黄色信号」となるぞ、と自分に言い聞かせる。


東京の市街地に戻ってきて、少しほっとする。

後ろに参加者が連なる。こっちは調子が上がらず、しかもスタッフでもあるので、引くわけにいかず、どんどん自分を抜いて前に行ってほしいし、信号峠なので、あまり速度を上げないでいる。のに、なかなか抜かれず、ずっと後ろに連なってしまったまま。


そうこうするうちに、ぱらぱら雨がきたが、
幸い、予報のようにはならず。まあ、もっと早くから降っていれば、暑さも和らいだのかもしれないが、どうなんだろう。

とにかく、本降りになる前に無事、武蔵中原にゴール。


               ◇        ◇

これでやっと、年間SR対象外になって走り直しの200と300が片付いた。

まだ残る400、600は、この24年内にのんびりやろう、くらいの気持ちでいないと、切羽詰まった気持ちでやりたくはない。
さて、気持ちを高めて挑むためにはどうしたらいいだろうか?


さらに本音のところでは、
2022年にR10000を獲得して以降、3大会連続となるはずだった2023年出場を仕事で逃したPBP以外に、なかなか走るモチベーションを見いだしにくくなっている自分がいる。

どうやって次のPBPの2027年に向けて、新たに気持ちを高めてゆくか。


そんな心境にありつつ、
また今年の開催カレンダーを眺めていたら、妙案が浮かんだ。



BRM511東京400kmいってこい信濃追分 【DNF】

  「ブルベ戦記」 第397話

-------------------

2024シーズン  BRM511東京400kmいってこい信濃追分


碓氷峠は好きなんですが、どうも自分的に相性が良くないようです。
じゃあ、どうしてこのコース引いたんだ?(苦笑)
ということで、2年ぶりのDNFとなりました。

(実は、前回のDNFも同じ信濃追分400でした)




自分的に合ってそうなペースのグループに付いていくのですが,
坂の後半でスタミナ切れかけて、離されそうになるのが、どうも気になる。
PC到着時間は、例年の自分のペースと変わらない。
なので、そんなにオーバーペースでもない。


※表面の剝がれかけた古いタイヤのせいか?
(前=コンチのグランプリ4シーズン 25C / 後=コンチのグランプリ4000 28C)ww
替えようと思いつつ、そのままはいていたが、どうも登坂で進まないのが気になっていた。


※スタミナ切れの原因が不明。久しぶりのブルべだから?
単なる走り込み不足?

常識的に考えると、この1週間前のGWに、大型バイクで九州・阿蘇ツーリングの往復してきたばかりだった。大きな体力の消耗はなかったと思いたいが、やはりまだ疲労が抜けていなかったのか?

いずれにしても原因がよく分からない、この低調さ。



このあたりまではグループと同行できていたが、、、、。


碓氷峠の手前で休憩したはずなのに、
峠にさしかかったとたん、ついにグループから千切れた。

それならまだしも、息切れして、インナーでもヨタヨタになる。

さらに、それでもペダルに負荷かけると、脚の内側(ふくらはぎにかけて)に張りがきたかと思うと、いきなり攣って脱力してしまい、登坂で左脚が踏めない。

何が起きているんだ??

(駄目だ、これ)。心がぽっきり折れました。


がっかりした気持ちで、峠の序盤で折り返し。
登ってくるほかの参加者とすれ違いながら、来たばかりの坂本宿を下りて、そのままJR横川駅に滑り込みました。

高崎線経由で輪行帰宅。



              ◇          ◇

さて、2024シーズンは23年11月から始まっていますが、ACPの方針で、年間SRの対象期間はその年の1月から12月までの間、と変更されてしまいました。

つまり、昨年2023年11月、12月に走ったBRMは、認定こそ有効なれど、年間SRとしては2024年シーズンには含まれない、ということに。



ということで、私の場合、23年11月以降に走った2本(朝霧高原300、弁天橋200)が年間SR対象外となってしまい、24年中に走り直しとなっています。

で、先日まず、金太郎200を走りましたが、まだ300、400、600が1本づつ残っています。それなのに今回、この信濃追分400を走れず、なかなか切羽詰まってくることになりました。


いよいよ年間SRの連続取得記録が、13年連続をもって途切れることになるのか??
そんなもやもやを抱えたまま、DNF後の5月は過ぎてゆきました。