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19th PARIS BREST PARIS Randonneur
PBP(パリ・ブレスト・パリ)1200km
「1219kmを制限時間90h以内で」
Paris- Brest- Paris (PBP=パリ・ブレスト・パリ) 1200km
前回大会(2015年)に続き、2大会連続で時間内完走しました(88h06m41)。
2019年夏に開催された、この第19回大会の本番・計15ステージを振り返ります。
※ 19th PARIS BREST PARIS Randonneur
PBP(パリ・ブレスト・パリ)1200km とは
4年に一度のブルベ(自転車ロードバイクのロングラン)の最高峰のアマチュア世界大会で、プロによるツール・ド・フランスよりも歴史は長く、世界最古の自転車ビッグイベントともいわれます。パリ~ブレスト間の起伏にとんだ丘陵地帯、田園風景の中を5日間ほど、昼夜かけて往復する、坂の多いクラシックコースです。
http://www.paris-brest-paris.org/index2.php?lang=en&cat=randonnee&page=Etape1
今回は、2019年8月18日~8月22日(現地時間)に開催されました。フランス・パリ近郊ランブイエをスタート&ゴール会場に、このサイクリストの祭典ともいえる一大イベントに、今年の出場資格を獲得した66か国の男女6,600人余りがエントリーしました(日本からも400人近くが参加)。
2019年8月。暑い日が続きますが、PBP出発の数日前。 まずは、ひさしぶりのタイヤ交換から準備を始めます。 |
続いて4年ぶりに空輸箱に入れる作業。
ペダル、Rディレーラー、シートポスト、ハンドルも外す、、、、
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入った(というか、なんとか入れた)。
あとは隙間にシートやメット、ボトルなど。
しかし、いろいろ外して突っ込んで (ケーブル大丈夫か、 |
まさに通常輪行の応用編。 にしても空輸箱がディスクブレーキ車だから幅がギリのよう( 金曜(8/16)の出発まであと数日ですが、とりあえず、 空輸箱は現状17kg(あと+5kgまで)。 まだ入れるもの、けっこうあります。 洗面道具や着替えなどもそろそろ。 貯まっているサコッシュはいろいろ使い道あります。 |
黒い3連星こと、新兵器 G-VOLT70を3本投入へ PBP2019装備品一覧 の記事 |
空輸箱に入れたマッドガードは今回も結局、本番では装着せず。 |
4年前に買いためたリチウム単3。今回もetrex30用にそのまま使いました。 |
平日の日中には、ユーロ替えだん。
国際免許は今回はなしに(手間のわりに機会なし、とみた)。
スマホのSIM、現地に着いて手間取る話がけっこうある感じだったので、
自分は今回はルーター派。しかし、現地での接続は簡単だが、ルーターの電源が切れると不通に陥りやすいことが、使ってみて分かった。
羽田への所要時間などそろそろ確認しなくては
グッドウィルツアーからメールあり
↓
「本日、全日空より連絡がありまして
15日、
羽田空港 国際線ターミナル
3F 08:30~09:30
C-10 C-11 C-12」
電車の時間、早めないとだな
家から駅まで徒歩10分だけど、
もし雨だと空輸箱がぬれるので、
出発の明後日金曜(8/16)はお盆で台数が足りず、予約はもうお断り、だと@@
さあ、8/16出発の朝です。
タクシーが予約できなかったので、次善策を。
作戦はこう↓
家の最寄駅の改札前にまず車で箱を運び、「見張り」(ジュニア)を立てておき、
いったん家に車を置きに戻る。今度は自転車で駅に向かい、見張りと交代。
見張りは家に。自分は箱を転がして改札へ。この間、およそ15分。
これから羽田空港へ。 プチ関門、JRから京浜急行に乗り換えの品川駅を通過。 国際線ターミナルに時間通りに着きました。 |
今回一緒の、羽田ANA組×RCCチームの面々 |
まもなく出発。台風余波でまだ風つよいです。雨もパラパラ でもフランスは今後の予報みると、天気は良さそう。 晴れのPBP、やっぱり嬉しい♪ わくわくしてきます。 |
パリ・シャルルドゴール空港への着陸時、 機内では「パリ・ブレスト・パリにご参加の皆様~ |
シャルルドゴール空港に到着です。 |
4年経つのは早い(のか、それとも4年前ってもう遥か以前なのか)。 最近は後者の感。 |
4年前はツアーのリムジンバス1台だったけど、 今回は3台待機してるらしい(まだ空輸箱でてこない) 空輸箱、無事確保。 |
前回よりもドタバタしているような気も。 ツアー人数が増えている(この便だけで60箱を空輸したそう!)こともあるからでしょうね。 |
リムジンバスの前に、 空港内のスーパーで買い出しも |
さすが、フランスのスーパー、どんなに小さくても食材豊富 |
リムジンバスに向かう列 |
今回は2台目もきた! さらに後ろには、バスに積みきれない空輸箱を運ぶトラックも1台@@ |
CDGのあるパリ市北部から環状線でパリ中心部をかすめ、 南西(ベルサイユ)の郊外方向へ |
(赤色灯つけたパトカー多いな)と思ったら、全部タクシーだった。 こんなの、以前あったかなあ。記憶にないです。 |
パリ市内を過ぎて、懐かしのサンカンタンイブリーヌの街につきました。 日本時間8/16の朝5時からほぼ1日。 |
懐かしい‼ベロドローム 4年前はここがスタート地点でした。またここに帰ってきました。 |
2015年大会では、まさにここ(柵のあるあたり)がスタートライン。 その目の前に、今回の宿泊先、 今回の大会前に急きょ、会場がランブイエに移転を余儀なくされたため、 大会本部用におさえていたこのホテルが空きました。 で、我々の日本ツアーは、空いたホテルに滑り込んだわけです。ナイス! |
前回の受付会場はこのベロドロームの中でした。 |
車検・スタート会場はこのスロープの奥にありました。 |
と、ホテルの周囲を一通り回ってきて、バイクを組み立てて、力尽きた。 こちらの時間では8/16の23時ですが、日本時間ではもう8/17の朝になっているはずです。 移動で24時間、ようやく、ベッドでの眠りに。 |
8/17 朝4時(東京では午前11時)に目が覚める。 よく寝たけど、 ルームシェアのNさんがまだ寝てるので、 |
予報では今日だけ雨模様。 これからホテル近くのサンカンタンイブリーヌ駅から列車に乗り、 車検でスタートのランブイエに数駅移動へ。 午前中にホテルに戻り、午後はルーブル美術館へ観光の予定。 |
サンカンタンイブリーヌ駅前。夜が明けてきました。 |
ついにフランスの地を走ることになって、朝からご機嫌のNさん |
やっと来ました。 今回変更になったスタート&ゴール会場、パリからさらに郊外のランブイエ |
知り合い、みんな集まってきました。 |
まずは前日車検に。 ランブイエ駅からすぐの、スタート&ゴール会場の国立牧場へ |
広大な国立牧場の敷地で、車検会場を探すのに手間取ります。 |
どこに列があるんだ?いえ、まだ朝一番で、列はできてませんでした。 |
ということで、なんと、我々が車検一番乗り。 ACPの皆さん、今回もよろしくお願いします。 |
車検を済ませた後、車体にやっとシールも貼ってもらい、次はベストなどをもらいに。 これまた、まだ列ができてないので、場所が分からず、右往左往します。 |
とにかく我々が一番乗りだったので、ACP側もスタンバイできてませんでした。 こちらからいろいろ説明して、ようやく受付開始に。 |
しばらくして参加者が次々と来るようになり、やっとそれらしい雰囲気に。 |
今回のPBP、途中区間でたびたび一緒に走ることになったお2人です。 |
PBP恒例、駐輪場です。まだ手前しか埋まってませんね。 ここ、芝生に要注意です。 国立牧場だから当然ですが、何か家畜の糞がころがっているようです。 |
で、午後からは観光でパリ市内へ。
明日(8/18)は夕方にいよいよ、5日間1200kmの旅、スタートです。
PBP2019【1】につづく