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いろんな方のブログをみていたら、久しぶりにやっと少し何か書いてみようか、という気持ちが出てきたので、自分のブログも更新します。
まず、きょうの本題「ブルべとは」の前に、
ここ最近の、私のロードバイク趣味(特にブルべ)のいくつかの出来事を挙げますと、
・今年もブルべのコース設定&認定担当したり、
BRM114東京200kmはとばす スタート@駒沢オリンピック公園 |
・Audax Club Parisienの「Randonneur 5000」表彰状とメダルが届いたこと。2015年にPBP(パリ・ブレスト・パリ1200km)を完走できたこともあり、受賞できました。
・先日のBRM427東京600km浜名湖鰻を完走(※4/13~4/14事前スタッフ試走)したことで、8年連続でSRとなったこと(↓関連写真)。
4/13 5:49 多摩川サイクリングロード。ここからまた、浜松までいってこないとなりません。 |
6:34 今回の女房役はこの方。この日開催の別ブルべに交じってのスタッフ試走です。 |
7:45 |
7:49 |
8:03 |
8:22 PC1(47.1km)デイリーヤマザキ平塚北豊田店 装備はほぼ今年に入ってから固定されてきているのですが、 今回から大きな試み(ほんとに大きい袋)を導入。 ↓ 最近、懸案化していた長距離でのハンガーノックを防ぐため、粉飴をつかってみることに。 |
8:49 |
9:14? 心拍付きの腕時計も今回から。 |
9:22 |
9:49 |
9:50 |
10:37 |
10:40 |
11:41 通過チェック(108.1km)ファミリーマート函南平井店 またしても、来宮坂をすんなり登れなかった。K氏に先に行ってもらった。 これまではどちらかというと得意種目の登坂が、近ごろは不調。 どうなっているのだろう、自分。 |
11:49 |
13:44 |
14:13 |
14:44 |
14:54 PC2(170.9km)セブンイレブン清水折戸2丁目店 |
15:33 |
15:14 2日目、後半のまさに「山場」、函南・鷹ノ巣山トンネルへの登り
15:21 最近、鬼門だった「来宮坂」を今度は下る。ほっとする。
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17:56 PC5(559.0km)セブンイレブン平塚北豊田店
ここから先、中原街道が意外と坂ばかり。
20:42 ゴール(603.7km) セブンイレブン川崎下小田中1丁目店 |
・このSR獲得で、今年8月開催の、4年に一度のブルべの世界大会=PBP(パリ・ブレスト・パリ1200km)に出場(自身としては2回目)できることになったこと。
といったところでしょうか。
・ブルべ以外にも、Rapha RCCのほうも並行していろいろあり、ライドに出たり、
ブルべミーティング(という集まりもあるんです)でしゃべったり、と活動しています。
Rapha Tokyo |
・装備関係もいろいろ試しています。
Rapha RCCの夏用ジレのメッシュの背面に、モンベルの反射材シールをつけてみたり。 |
・PBPのオーガナイザーにメールで問い合わせて、エアロバー使用可の確認も。
人や車の通行量、ストップ&ゴーが多い日本の道路事情(特に都市部、近郊)では使用が難しいですが、信号無しのノンストップばかりのPBPならば、効果が期待できます。
(実際にPBPで装着するかどうかは、まだ様子見ですが)
今年のPBPで初めて装着が認められたエアロバー。ただしバーの長さには規制がかかっている(下記)ので、プロファイルデザインのショートバータイプ(T2DL)を選択。 |
バーの先端がシフターより前方に突き出してはいけない、という規制をクリアすればよし。あとは後ろにさがってしまっているパッドをもう少しハンドルバー上に近づけつつ、肘が置けるよう調整へ。 |
・タイヤは、バイクがCANYONに代わってから、純正装着だったコンチネンタルは変わらずですが、GP4000でサイドカットに泣かされたので、サイド強化型のGP 4SEAZON(4シーズン)にしています。
また、ディスクブレーキのパッドも新車購入から1年10カ月(!)でやっと交換。こちらも純正装着だったレジン型のSHIMANO(シマノ) L02Aから、次はメタル型の L04Cに。レジン型でも雨の高速下りなどでの制動力は抜群でしたが、メタル型はさらに性能が上がっている、とか(今度はローターのほうが削られるのでは、との懸念もないわけではないですが)
パッドはしかし、交換があと一歩遅れていたら、とひやひやものでした。
だいぶ前からパッドの摩耗でピンの接触音が出始めていたのですが、なかなか交換のタイミングがつくれなくて、引き伸ばしてきました。先日の600kmを終えて、ようやく交換。
前輪ディスクのパッドはご覧のとおり(右が使用後) |
後輪のほうが減りが激しかった(下段が使用後のもの)。ほとんどパッドが残っておらず、土台の模様が。 |
油圧なのでブレーキオイルも交換しなくてはならないでしょう。これも近々に。
・ライトは軽量なVOLT800を2本体制で使ってきていますが、
せめて、一晩は簡単にもつようなランタイムの向上と、もう少し明るさが増せば、と思っています。
そろそろ新しいライトを、と待ち望んでいます。今年夏?には売り出されそうなG VOLT 70はどんな感じでしょうね。
さて、お待たせしました。ようやく本題です。
改めて、ブルべとは。
ブルべとは、どういうロード種目なのでしょうか?(いわゆる他者と順位を競う「レース」ではないこともあり、「競技」という言葉は使われていません)。
ブルべがロードレースと近い点といえば、自分と制限時間、距離とのせめぎ合いであり、そこに影響を及ぼす、軽量化などの数値がものをいう「機材スポーツ」ともいえる点でしょう。さらには、制限時間の中での、休憩をはさみつつも一定速度を維持し、何百キロにわたる耐久走ゆえに、体力はもちろん、かなりの強い精神力が求められます。
朝晩を通じて、雨でも、 冬でも夏でも、平地のみならず山も走る、という点で、アドベンチャー色が強いことから、本格登山との近似性も。
自分の場合、ブルべとは「自分なりのストーリーをつくりあげる日々」と感じています。
仲間との出会い、新装備の模索、体力との向き合い、食事、仕事、家との兼ね合い、日々のライド、その先に広がる風景、気温、風、 雲、太陽、、、。
日常生活の中でこれらが織り交ぜ合って、あるいは自らの意思でいろいろ繋げてゆき、「走るための自分」が形作られてゆく。そこには気持ちの高揚が生まれ、さあ、週末にブルべに挑んでみよう、というステップが現れ、そこに勇気をもって踏み出すことで、自分と向き合う時間がまた始まる。
そんなことを思いながら、令和の新時代も走り続けます。