2015年11月21日土曜日

PBP後日談


「ブルベ戦記」 第295話
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冬至も近づき、次回の2019PBPまであと、3年9か月余りとなりましたw



帰国直後からをツイートで少し振り返りますと、


「今ごろきてるPBP1200km走行後の後遺症>首、肩の痛み & 指先、舌先の軽いしびれ」(8/23)

「Inbody計測から>幸い、筋肉量の減少はなく、きれいに脂肪だけが消費され、体重は3kg減となっていた。意外と体力的に余裕を残して1200kmを走破したことに」(8/24)

「さて、4年後に向けてまた貯金始めるか(なかなか貯まらない) ひとつき5千円づつ貯めれば、4年で24万円にはなる。あともう一息だけど、行けそうないい感じに」(8/24)

「PBP振り返り記>記憶が薄れないうちに書き出したいが、、、(休み明けで忙殺されてるのと、パソコン向かってると肩がこりやすくなっているので、もう少し先か)」


 
「1000km過ぎの終盤までわりと平穏淡々と走ってたからか、記憶に残る場面が意外と少ない( ̄▽ ̄;)  むしろ、最後の夜のメカトラ始末記ばかりが脳裏に」(8/27)
 

すごく大雑把平坦から緩い登りで20km/h台(5-10%坂は10km/h前後)、下りで30km/h以上を昼夜とも常に維持出来てれば、かなりの確率で完走できる(+往復のルディアックで各3hの仮眠、食欲の一定維持必要条件)」(8/28)
  

「PBPから一ヶ月間、循環式に身体のあちこちに変調が。今週末は腰痛に。(骨折後の)体力不足のまま、『気持ち』だけで1200kmを一気に走ってしまったのではなかろうか、と思い至るこの頃。気持ちも確かに大事だけど」

「このあいだPBP走ってきてから、たびたび思うことは、『ブルベでどれくらい制限時間を下回って走れるか』ばかりだと、道中を楽しむ絶対時間数はそれだけ少なくなるよなあ、ってことです(もしも苦行に陥ったならば、それは出来るだけ早く走り終えたほうがいいかも、なのですがw)」

「いかん。PBPのブログよりも先に、夜更かししてパリ観光のアルバムつくってしまった」(9/14)


「PBPから1か月>ジムで分かるのは、本来の筋力への回復にまだ時間かかっていること。特に上半身。今日やっと7割程度」

「シルバーウィークは、PBPで地球の向こう側を走り回ったのとは真逆な、ほぼ自宅はりつき(いや、磔?)」

「PBPブログ問題(ついに懸案化か( ̄▽ ̄;))>エセックス級空母を太平洋戦争中の短期間で量産した米海軍のような感じでいきたい(謎)」
(以上、9/18)



 
「今年のSRメダルが出てきた。すっかり忘れてたw」





 
「ぶらぶら@駒沢公園 PBPで車検パスした痕跡がまだフレームに残っている 」(9/30)

 
「PBP記念のTシャツ、届いた。わりと厚手のしっかりしたTシャツ。ブルベのスタッフ時など、着る機会は意外とありそう」(10/10)

、、、などと、悠長なツイートも散見されますが、


実はやや深刻な神経へのダメージ(首の圧迫による、肩のはり、指先、足指先のしびれ)に悩まされてきました。これらの症状はかなり改善したとはいえ、11月中旬の今も、まだ軽いしびれだけが残っています。

また、これらの症状に伴って筋力低下もあり、PBP前、というよりも、骨折する前の筋力を取り戻せたのも、ウエイトトレーニング再開を経て11月に入る頃までと、ずいぶん時間がかかりました。



それもこれも、

サイズの小さめなフレームゆえ、前傾姿勢の強いポジション(サドルハンドル高差7~8センチ)で1230kmを走破したことが少なからず影響を与えているものと思われます。
PBPの終盤には、1000km過ぎて首が上がらなくなってきた時、走りながら、ぼんやりと、次のフレーム像が頭に浮かんだりしていました。


自然と以下のような後日ツイートも出たり、帰国後、さっそくリサーチを開始し、色やフレームの形状で気に入った2号機(TREK EMONDA ALR5)の新車を手に入れてしまいました。

 

 

「1000km以上の時のフレーム(ロングライドに特化した)が新たに欲しくなってきた(600~1000kmまでなら今のオルトレでもいいんですが)」

「納車。サハ高低差7cmでも1200kmを完走できたけど、1000km過ぎて最後の200kmは、首があがらなかった。2号機(エモンダALR)はサハ高低差ゼロ。距離で使い分けようと思う」

 
「ホイル入れ換え(スプロケ10→11とか)、複雑な作業(汗)」
「11速スプロケ、コズミックカーボンに移植(^o^)v 」


 
「整備だん。手前は1号機『昌幸号』(サイクリング向け)と、奥が2号機『信繁(幸村)号』(ブルベ向け)www」
「 少々さみしい感じだが、並べるとやっぱり、新しい11速105のほうが、10速アルテよりも上に見えてきてしまった」
(以上、9/12)


 
「2号機エモンダALR>雨が降らないので、腰痛おして、さっそくちょい乗り。アップライトなポジション以外、フルカーボンの1号機(オルトレ)との明確な違いは分からなかったなあ(というのが、もしかして実はすごいことなのか?)」(9/13)

「ちょっと試運転を兼ねてポタ@オルガン坂 」(9/18)

「R5000まであと1000一本だったことを今ごろ思い出したorz 来年以降に繰延だな、これは」(9/19)


 

「今年も不用品交換会で、まだ新しいFSAのカーボンシートポストを頂いた。FSAはEmondaALRの純正コラムリングなどにも採用されていてよくフィット。重量170gで純正(ボントレガー)比マイナス100gは、気休めでなく、大きい」(11/3)

「当たり前の話だが、久々の1号機(オルトレ昌幸号)、乗り心地いいのに驚いた。振動吸収は2号機(エモンダ幸村号)の3割増しで、フレームで消してるのがよくわかる。ただし登坂は踏力が分散してかったるい。悩む。2号機はフォーク&コラム、シートポストがカーボンだが、ハンドルもそうしようかな」(11/15)

「中2息子にPBPの思い出話してたら、タンデムで走ってみたい、それなら走りながら寝れる?などと言い出した。聞かなかったことにする」(11/23)

などなど。

 


私のブルベキャリアはPBPを経て「第2スティント」に入り、
「次」をなんとなくまた考えながら、走り出している日々です。